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腱鞘炎

  • 執筆者の写真: 凛
  • 2023年9月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月15日

腱鞘炎とは、指の「腱鞘」が何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通過する腱と「腱鞘」がこすれ合い、炎症が起こって「痛み」や「腫れ」が現れる症状です。女性の場合、家事や育児などで手指を使いすぎると、腱鞘と筋肉がこすれて炎症をおこしやすくなっています。 <腱鞘炎を起こしやすい人の特徴>・手をよく使う人(パソコンでの作業の多い人・楽器の演奏・文字の書きすぎる人)・更年期の女性・妊娠・出産期の女性・糖尿病の人・関節リウマチの人・人工透析を受けている人

手首で起こる腱鞘炎「ドケルバン病」腱鞘は指だけでなく手首の親指側にもあり、ここで起こる腱鞘炎を「ドケルバン病」といいます。ドケルバン病の症状は、手首の「痛み」や「腫れ」です。特に親指を広げたり、反らしたり、動かしたりすると、強い痛みがでるのが特徴です。

腱鞘炎が進行して起こる「ばね指」腱鞘炎が進行すると、指が"カクン"とはねる「ばね指」という症状が起こる場合があります。腱鞘が厚くなったり硬くなったりすると、通り道が狭くなって腱の通りが悪くなり、こすれて、腱の一部にも炎症が生じて腫れてしまいます。すると、腫れた腱の部分が腱鞘に引っかかり、指がスムーズに曲げ伸ばしできなくなるのです。さらに、指を動かそうと強い力を加えた時に腱の腫れた部分が"カクン"とはねるように腱鞘を通過してばね指が起こります。

腱鞘炎の鍼灸治療炎症の起きている箇所やその周辺に、鍼や灸で刺激を与えていきます。 また、手の延長線上にある腕、肩、首、腰などのこりによって、手首などに負担がかかっていることが多いため、これらの部位にも施術します。 鍼や灸が腱鞘炎の治療には、痛みを鎮める効果や血行を良くすることで、自然治癒力を高めるていきます。当院では状態に応じて鍼やお灸と整形外科クリニックにも導入されている超音波による治療も併用し、早期改善を目指します。


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